みなさんこんにちは!
こども建築塾に参加させていただいている高校2年生のYです。
B日程は、「環境」をテーマに授業が進んでいきます。第1回は、「環境設計とは何か?」ということを体感で掴みながら、光や風の流れを意識した模型作りに取り組みました。
今回の授業内容
第1回 3/9(土)
午前:【環境】光と風を感じてみよう
午後:【設計】感じた光や風をカタチにしよう
<B日程最初のあいさつ>
B日程1回目として、あらためて一級建築士のメイン講師の方から自己紹介。そして、普段はどんな風に設計の仕事をしているのかを紹介してもらいました!仕事で模索を重ねたエピソードも交えながら、仕事はとにかく「相手の想いを知ること・掴みにいくこと」が大切になると教えてもらいました。


午前の課題
【環境】光と風を感じてみよう
<「環境設計」と聞いて、思い浮かぶ言葉を書きだそう>
まずは、「環境設計」と聞いて思いつくワードを、自分たちで付箋に書き出していきます。各チームから出てきた言葉を聞くと、「日光・風」「地域の特徴」「緑化」「木材や建物に使う素材」「SDGs」・・・など。
いろんな角度から生まれた「環境設計」のイメージが、みんなから出てきました。
喜田先生「みんなが言ってくれた通り、環境というものには色んな要素があり、私達はそれらを意識・考慮しながら、建物を設計しています。では今日は、その中で光や風などに注目して、空間の気持ちよさ・違いを体感してみましょう!」
<類ビル2Fで、好きな場所・気持ちいい場所を探してみよう>
早速、授業をしていた「工房」からホールや応接室、個室のある2Fに移動し、実際に自分たちが“好きだと思う場所・気持ちいい場所”を探していきます!
「この暗さ安心するなあ」「日が差してあったかい。ここ好きだなー!」と、みんなそれぞれ好きだと思う場所をワークシートに書き込んでいきます。
自分たちの好きな場所を見つけたら、次は道具を使って、その場所の①照度(明るさ) ②風速を実際に測り、部屋の明るさや風の通り方を数値としても掴みながら、気持ちいいと感じる理由を言葉にしてみました。
「あ、ここ少しだけど風が通っているんだ!空調かな?」「ここは30ルクスくらいの暗さだけど、端っこにある照明は100ルクスくらいあるね!」など、環境と空間の気持ちよさの関係性を体感と繋げていきます。
また、調べたこと・気持ちいいと感じる場所の理由を全体で発表する中で、 明るい所が好きという子や、暗いところが好きという子など、一人一人心地いいと感じる空間があることも分かってきました。
<午前の様子>






午後の課題
【設計】感じた光や風をカタチにしよう
午前で体感した「気持ちいい空間」を思い浮かべながら、午後は「模型づくり」をしていきます!
<いろいろなパビリオンの設計を見てみよう>
B日程は、最終課題として、「大阪万博パビリオンを設計しよう」というテーマが用意されています。そのイメージを膨らませるために、講師の高橋先生から様々なパピリオンの建物を紹介してもらいました。これまで見てきた建物(竪穴式住居など)とはまた全然違う、面白く大胆な形のパビリオンばかりでした!
高橋先生「大阪万博パピリオンのテーマは、“いのち輝く未来社会のデザイン”というものです。光や風の流れも意識しながら、自分たちでもパビリオンを創ってみましょう!」
<パビリオンをつくろう>
板・割り箸・カラーテープ・スポンジなど、たくさんの素材をもとに、まずは一人で手を動かしながらイメージをわかせた後、グループで話し合い、チームでアイデアをまとめていきます。
「アーチ型にしたいな!」「カラフルな窓にしちゃおう」
それぞれ作るパーツを分担し、全員で一つの建物を作りあげるチームもあれば、一人一人がそれぞれ建物をつくり、一つのテーマにしてまとめているチームもありました。
「1Fは暗いところが好きな人のために少し暗めにして、2Fは明るい所が好きな人のために天井から日の光が入るようにした」など、午前中の気づきを活かしたアイデアもあり、それぞれの「好き」「気持ちよさそう」が詰まった模型が完成しました!
<午後の様子>






<みんなの作品>






参加生の感想
📍 明るいとはいっても、光の色が違うだけで雰囲気が変わるんだと知った!(小4 女子)
📍 コンセプトを決めることと、役割分担を最初にすることが大事だなと思った。(小4 男子)
📍 光や風のことを考えるのが、空間の心地よさに直結している事が分かった。模型づくりでもそこを意識すると、もっと良い建物になることが分かった。(中1 男子)
📍 心地いいを数値化することで、設計の意図や目的がより明確になることが分かった。(中3 女子)
まとめ
ただ建物を造るのではなく、光の入り方や風の通り、気持ちいい空間かどうかを意識して建物づくりが行われました。次回は「色や光に着目して空間をスケッチしよう」です。お楽しみに♪