皆さんこんにちは!こども起業塾第3回の当日の様子をお届けします。
今回のテーマは、「資金調達をしよう」です。さらに今回は、特別回!投資家としても、起業家としても活躍されている新井さんに、「投資家の想い」を講演していただきました。
今回の授業内容
第3回 4/6(土)「資金調達をしよう」
前半 「投資家にピッチをして株を買ってもらおう」
後半 「投資家の想いを知ろう」 ~株式会社eumo 新井 代表取締役 公演 『投資家の想いと期待』~
前半
「投資家にピッチをして株を買ってもらおう」
各社が企業として成立し、各社員の役割(CEO、営業、マーケティング、デザイン、財務、生産)も決定しました。
いよいよ会社を営んでいくための資金調達です。ブローチのプロトタイプを作るための投資家にピッチをして、会社の株を買ってもらい、投資をしてもらいます。
家賃・材料などの経費、社員の給与を払うために、最低でも2株買ってもらう必要があります。ただし、投資家は日々忙しいので、1分で事業プランを伝えきらないといけません。まずは、投資家に納得してもらうために、ブローチの事業プラン・商品アイデアを準備していきます。
「うちのモットーに合うブローチって何だろう?」、「思い出に残るブローチとかはどう?」、「どんなブローチなら買おうと思うか聞いてくる!」、「どんなブローチがあるのか調べてみよう。」、どのグループも、みんなで声を掛け合って、アイデアを形にしていました。



みんなで頭を使って、事業プランが定まったところで、ついにピッチが始まります。
こどもたちは、ドキドキしながら、部屋の前で待機していました。「いけるいける!」、「しっかり伝えきろう!」と、お互いに励まし合う姿も。ついに、投資家と顔を合わせ、事業内容をアピールしていきます。



ピッチ後、担当していただいた投資家からフィードバックをいただきました。
・「みんなの五感に伝えるブローチ」という、他社との差別化が面白かった。今後、どのようにデザインに落とし込んで行くのか、期待してます。
・もし売れなかったらどうしますかという質問に対して、「何が失敗したのか、なぜ売れなかったのか、丁寧に調査して改善していきます。」と、誠実に答えてくれたのが印象深かったです。
ピッチが終わった後も、「いざやってみると、考えなければならないことが芋づる式に出てきて、どこから手を付けるか難しかった。」、「もっと深めたかった。詰めが甘かった。」など、どのように考え、どのように伝えたらもっと良かったのか、自然と振り返りをしていました。
後半
「投資家の想いを知ろう」
後半は、株式会社eumo 新井代表に「投資家の想いと期待」を講演していただきました。
いままで新井さんが携わった会社の実情や「お金とは何か?」について、普段は聞けない起業の成功までの経緯をあらゆる事例を通して話をしていただき、こどもたちは惹きこまれていました。

・いま成功している会社も最初は売れなかった。さらに、ひどいこともあります。製造してもらっていた工場にいってみたら、もぬけの殻だった。そんなことも事業をやっていると起こるんです。失敗したときに、人は試されるんです。みんなからは、会社の成功して、うまくいっている姿しか見えない。だけど、裏では大変な苦労がある。乗り越える力が必要なんです。
・お金は大事だけど、お金があっても、仲間がいなかったら企業は動かない。お金は社会システムのツールでしかない。人を雇用するうえでお金の正しい知識がないと、人は集まらない。お金以上に大事なものは何かを考えないと、お金のために働く残念な社長、残念な会社になってしまいます。お金というツールをどのように使うかが大事なんです。


普段なかなか聞けない本物の投資家の話に、こどもたちは興味津々で話を聞いていました。
子どもたちからは、
・自分が見てきた成功している企業は、いいことだけではないと改めて気づくことができました。失敗したときにどうするかが大事。
・お金を儲けるために働くんじゃなくて、お金を次に生かすことが大切なんだと思いました。
・起業することの難しさを知りました。会社という場所があっても、人との連携が大事だと気付いた。
などの感想が上がりました。
新井さんが会社をどのように捉え、お金をどのように考えているのか、本物の投資家・起業家に話で世界が広がり、刺激になったようです。
次回もお楽しみに!