みなさんこんにちは!
こども建築塾に参加させていただいている中学2年生のNです。
こども建築塾 1年目B日程のカリキュラムも、残すところあと3回となりました。
これまでも万博のパビリオンの構想をしてきましたが、ラスト3回を通して、もう一度「大阪・関西万博のパビリオン」の設計、そして8/24の成果発表会で提案します!(成果発表会の見学受付中!リンク)
今回の授業内容
第10回 7/27(土)
午前&午後:【設計】大阪・関西万博のパビリオンを設計しよう
午前
【設計】大阪・関西万博のパビリオンを設計しよう
はじめにB日程全体の振り返りを行った後、講師のみなさまから、今回パビリオンを設計するにあたっての期待について教えてもらいました。
「今回は、『成果の質』にもこだわってほしい。そのためには、何度見直し作り直したかの回数が大事。『これは作り直した方が早いな』と思ったら、勇気のいることだけど、アイデアや物を作り直してほしい。そういう風に、何度も何度も追求を重ねることで、よりよい物を作ることが出来る。」
「君たちは、世界の建築家には真似できない、君たちの素直な想い・感覚を持っているから、それを存分に生かして設計してほしい。」
一気にみんなの顔が真剣になります。

その後は、今回パビリオンを設計することの狙いについて教えてもらいました。
「自分の国で万博があるなんて一生に一回あるかないかぐらいのこと。そして、万博は世界中の建築家が本気で挑戦してくる場。そこに、みんなも同じように考え、追求して、挑戦してほしい。そのうえで、2025年の万博に行ってほしい。だから、このテーマにしました。」

いよいよパビリオンの設計に取り組みます。
<パピリオンのテーマ>
1.いのち輝く未来社会のデザイン
2.世界へ発信する日本館
3.来訪者が気持ちよく過ごせるパビリオン
3つの中から、それぞれ1つのテーマを選び、まずは、間個人で粘土やスケッチなどを使って自分の想いを表現しました。
1人で考える時間も、「いいね、ここはなんでこうしたの?」や「木を植えてみると良さそう」など、まわりのみんなや、講師から様々なアドバイス・アイデアをもらいながら形にします。
そして、グループでそれぞれの構想を見せ合い、よいところを掛け合わせたり、議論をしたりしながら、チームで1つのテーマを選びます。

各チームのテーマが決まったら、次は「建物のコンセプトから形になるまでの流れ」について、類設計室が設計した「本の森ちゅうおう」を例に教えてもらいました。
「何度も何度も案を出しながら、改めて元の場所に立ち返ったり、相手の想いに寄り添ったりしながら、みんなの想いを統合していきます。」 見せてもらった資料には、大量のスケッチ案やイメージと、お施主さんと自分たちの想いを書き出した言葉、そしてこの建物を設計するために調べた情報(参考にした世界中の図書館や、本の森ちゅうおうのテーマとなっている森に関する画像など)がびっしりと書かれており、何度も試行錯誤し塗り重ねた痕跡と迫力を感じました。
<コンセプトとデザインを深めよう>
その後は、本やパソコンなどで自分たちの参考になりそうな建築物を調べながら、パビリオンのコンセプトとデザインを追求します。
「俺本で調べるわ!」や「この建物のデザインを参考にしてみない?」など、追求するにあたって必要となる役割を考え、コンセプトやデザインに対するイメージを深めます。

<午前の部の様子>






午後
【設計】大阪・関西万博のパビリオンを設計しよう
午後の部では、まず自分たちのアイデアと進捗を全体で共有し、講師からアドバイスをいただいた後、パビリオンのコンセプトとデザインをブラッシュアップし、固めていきます。
途中「分からなくなってきた!」や「これでいけそう!」と思ったら講師の元へ向かい、講師とエスキス(※)を行います。
「このパビリオンではどんな活動をするの?」「来た人はどう感じると思う?」「このパビリオンの実際のスケール感は?」などを問いかけてもらい、そして一緒に考えながら塗り重ねます。
そして自分たちのチームに戻り再度追求する…という流れを何度も繰り返し、試行錯誤しながらコンセプトとデザインを深めました。
※エスキスとは…アイデアをまとめるために簡易的なスケッチや模型を作成し、課題提出に向けてすり合わせを行う場のこと

<午後の部の様子>






みんなの感想
📍 グループで追求していると見たこともないような見た目の案も出てくる。そういう時にどうやって形として表現したらいいのかわからなくなってくるので、それを仲間と追求するのが面白い。(小6 男子)
📍 これまでとチームが変わって、自分が一番年上でまとめる立場になった。テーマは決められたけど、形やコンセプトを決めるのに苦戦しています。ひとりひとり一度紙に書いてからまとめるほうがよかったのかもしれない。(小6 女子)
📍 テーマを決める上で、意見を出し合うことがとても大切だと気付いた。明確なテーマがないと、設計や模型作りを進められない。もっと精密なイメージをできるようにしたい。(中2 男子)
📍 スケールの考え方を学べた。人の大きさはどれくらい?高さは?数字で考えてみると、最初の案から大きく変わった。アイデアだけでは成り立たないから現実的な視点を付け足して考えていきたい。(高3 女子)
まとめ
今回は、大阪・関西万博のパビリオンの設計に取り組みました。自分たちに馴染みのない「万博」という課題に苦戦しながらも、午前の部で講師のみなさまが言ってくださったように、「調べて、足りない情報をどんどん集める」「何度も何度もみんなと追求を重ねる」ことでどんどんイメージが固まっていき、その重要性を体感しました。
次回、第11回のこども建築塾も同じく、発表に向けての準備に取り組みます。
お楽しみに♪