7/22~24の3日間、東京にて「こども建築塾」を本格開催!
今夏できたばかりの東京本社3階「Soil(ソイル)」にて実施され、お子様から大人まで熱気あふれる3日間となりました。そんなイベントの様子を紹介します。

山根 教彦
類設計室 事業統括部 事業戦略課長
一級建築士

柴田 英明
類設計室 ディレクター
一級建築士
2日目のテーマは「施主が思い描く理想の学び場を設計しよう!」
◆自分たちが通う学び場や世界の学校のユニークな機能とは?
まずは、自分たちの学校にはどんな機能があるかをグループで付せん出し。そこでは「教室」「音楽室」「トイレ」などと一般的な機能も出てきつつ、「デザイン室」や「カフェテリア」「山」などと、学校や地域に沿ったユニークな機能も出てきました!また、弊社が手がけた物件や世界にも目を向けながら、たくさんのひらめきの種をインプットしていきました。
◆校長先生へヒアリングにチャレンジ!「校長先生(施主)の想いに応えるの学び場」の設計
ここでは、校長先生役のスタッフと打合せをし「どんな学校をつくりたいか」をたくさんメモを取りながら聞いていきました。「異学年同士が交流ができるほうがいいな」「地域のみんなともつながりを感じたい」「のびのびと遊べる空間がほしい」など、多種多様な校長先生からの想いを「この位置に教室があるほうがみんなと繋がれそう」「学校の真ん中に机を置くのはどうだろう」とグループメンバーと話し合いながら形作っていきました。



「校長先生の想いを聞いてそのまま形作っても、そこに感動はうまれません。校長先生が本当に期待していることってなんだろう、どう実現させるかをとことん考えることこそが建築士の腕の見せ所。」と柴田先生からメッセージが伝えられ、限られた時間をふんだんに使い、校長先生の「想い」に耳を傾けながら、感動が生まれるような学校を設計していきました。
◆いよいよ、みんなの追求の集大成を校長先生へプレゼンしていきます!
全チーム、「学び場のコンセプト」と共に成果物を用いてプレゼンをしていきました。




山根先生からは「自分たちが施主以上のことを知り、考える、そして伝える。その姿勢そのものが相手の心に刺さる」というアドバイスを胸に、全グループ一生懸命プレゼンを行いました。
限られた時間の中で、皆で意見を交わせたからこそ枠を超える模型が出来上がりました。相手を相手以上に知るからこそ、初めて喜んでもらえる。それを全身で体感できる時間となりました。
次回は、イベント最終日の様子をご紹介いたします。
ぜひ、お楽しみに!
東京事務所3階「Soil(ソイル)」について、詳しくはこちら→https://www.rui.ne.jp/news/23930/