今回の授業内容
第3回 4/12(土)
午前:【計画】前回の図面をブラッシュアップしよう!
午後:【計画】図面を基に模型を作ろう!
前回までは平面図を通して設計を学んでいましたが、今回からは図面を模型に起こすことで空間を立体で思い描く力を身に付けます✨
前回の復習
午前の部は前回の振り返りクイズからスタートしました。
前回構造設計の廣重先生に教えていただいた構造計算を元に力士10人を支えるには木造の柱が何本必要かを考える生徒たち。みんなばっちり覚えていてはりきって取り組む様子がみられました!
図面を改良してみよう
次に前回考えた図面をブラッシュアップしていきます。
計画設計の佐藤先生「どんな空間にしたいかをしっかり考えて取り組むことが、設計の仕事なんだよ。」
アドバイスを受け、そこで暮らす家族をイメージし、どんな空間にしたいかもう一度考る生徒たち。
「構造」を意識して、柱の位置や本数を考えながら細かい部分まで平面図を描きこんでいきました!
また今回は初めて断面図にも挑戦しました!断面図は高さの寸法が分かる重要な図面。難しいこともありましたが、佐藤先生にアドバイスをいただきながら取り組むことで、より快適なお家に進化していきます!





模型をつくろう
午後は、午前中考えた図面を基に模型を製作していきます!
構造を意識して書いた断面図をで柱の長さを確認し、前回よりレベルアップした模型を作っていきました。
「私は一階を作るから○○は二階お願い!」
「ボンドが乾くまで時間あるからそっち手伝う!」
「柱足りなそうだからもうちょっと作るね」
と、仲間と協力しながら時間いっぱい取り組むことができました!
最後はみんなでできた模型を鑑賞する時間。完成まであと一歩のチームもありましたが、デザインだけではなく構造を意識して模型制作したことで、建物がどう構成されてるかを学べる時間となりました。





生徒の感想
📍鉄筋コンクリート造の方がしっかり支えられて柱の本数を少なくできるが、木造は柱を多くしないといけない分、配置を工夫しないといけない。(高2 女子)
📍壁がないと柱が傾いたりしたから壁は大切だと思った。(小6 女子)
📍柱の重要性や柱がないと家が成立しないことが分かった。(中1 男子)
📍広い敷地でもレイアウトや部屋割りをちゃんとしないと空間の持ち味が活かせない。構想段階から考えるべきだなと思った。(高3 男子)
次回、第4回の授業では、今回作った模型をデジタルで形にしていきます!お楽しみに!