8月30日(土)B日程の第11回授業「成果発表会」が開催されました。 これまで半年間、仲間とともに学び、悩み、手を動かして作り上げてきた作品を、講師や保護者の皆様の前で発表する集大成の日です。
今回は、チームで協力して挑んだ1年目と、個人の世界観を深めた2年目、それぞれの熱気あふれる発表会の様子をお届けします。
今回のテーマと発表形式
今回の成果発表会では、学年ごとに異なるテーマと発表形式に取り組みました。
1年目:「光や風をとりこんだ万博のパビリオンを設計しよう」
形式:チームプレゼンテーション(全体発表)
2025年の大阪・関西万博を見据え、自然の力(光や風)を取り込む環境設計に挑戦。
2年目:「2050年の住まいを設計しよう」
形式:ポスターセッション(個人発表)
エントリー式プレゼンテーション(エントリーした生徒のみ、プレゼン)
未来の住まいをそれぞれで思い描き、住宅設計に挑戦。
会場は、生徒たちの情熱と色とりどりの模型で埋め尽くされました🔥
【1年目】チームで挑んだ「万博パビリオン」全体発表
1年目の見どころは、なんといっても「チーム全員でステージに立つ全体発表」です。 これまで、異なる意見を持つ仲間同士で、「ああでもない、こうでもない」と議論を戦わせてきました。
当日は大きなスクリーンを背に、チームごとにマイクを繋いでプレゼンテーションを行いました。 「この屋根の形は、風をこう通すために工夫しました!」 「チームで意見が割れた時は大変だったけど、みんなのアイデアを合体させました!」
ただ模型を作るだけでなく、「自分たちのチームのコンセプト」を、大勢の観客の前で堂々と発表する姿は、半年間の成長そのものでした。 仲間と協力して一つの答えを導き出す難しさと、それを乗り越えた時の達成感。この経験を通して、建築におけるチームワークの大切さを学べたのではないでしょうか。
【2年目】「対話」で深めるポスターセッション
一方、2年目の発表は、「ポスターセッション」形式です。 こちらは個人プロジェクトとして、一人ひとりが自分のブースを持ち、見に来てくれた保護者の方や講師に対して直接作品の説明を行います。
ここでのねらいは「プレゼンテーションを通して伝える」こと。 「どうして未来の家はこうなるの?」という質問に対し、生徒たちは自分の言葉で懸命に説明していました。一方的に話すのではなく、相手の反応を見ながら対話をすることで、自分の考えがより深まっていく様子が見られました。
生徒たちの熱い想い(参加者の声)
午後の全体発表会に臨むにあたり、一部の生徒たちは並々ならぬ情熱を持ってエントリーしてくれました。ここでは、特に印象的だった3つの「意気込み」をご紹介します。
「みんなが住みたいと思う家をつくる」 (小6・Mさん)
「建築の概念をぶち壊したい!」 (高2・Yさん)
「自分の建物のコンセプトや工夫を上手にみんなに伝えたい!」 (中3・Kさん)
それぞれが想いを持って午後の全体発表に挑戦しました。




発表会の最後には、講師からの講評に加え、生徒同士でお互いの良かった点を伝え合う「褒め合い」の時間や、参加者全員による投票も行われました。
1年目の生徒は「チームで成し遂げる力」を、2年目の生徒は「個のアイデアを社会に伝える力」を、それぞれ大きく成長したと感じています。
私たち講師一同も、生徒一人ひとりが持つ無限の可能性に改めて驚かされる一日でした。これからも、建築という学びを通して、子供たちが自ら考え、行動し、未来を切り拓いていくための「生きる力」を伸ばしていきたいです。
