こども建築塾A日程 第1回の今回は、植物や動物、人体など自然界の構造からヒントを得た上で模型作りに挑戦!
午後は一級建築士からスケッチについて学びました!

今回の授業内容
第1回 9月27日(土)
【構造】粘土や紙で模型をつくろう
【計画】空間を描こう

未来の建築家ってどんな仕事?

建築家の仕事は、ただ建物のデザインを考えるだけではありません。一番大切なのは、「施主(お客さん)の願いに応え、『こうなったらいいな』をカタチにすること」です。

また、建築の世界には設計だけでなく、実際に建てる「施工」や、どんな建物が必要かを考える「企画・運用」など、非常にたくさんの仕事があることも学びました。 

【午前の部:構造】粘土と割り箸で、自分たちの「集落」をつくろう!

建築の始まりとは、 大昔、人々が雨風をしのぐために洞窟で暮らしていましたが、「もっと快適に過ごしたい」という想いから、柱や屋根、壁を発明し、家が生まれていきました。 まさに建築とは、
「人々の想いから生まれるもの」 なのです。
この学びを踏まえて、今回の模型づくりのテーマは「クラスみんなで、一つの集落をつくってみよう!」に挑戦です。
まずは一人ひとりが「集落にあったらいいな」と思う建物を自由に制作。 その後、チームの仲間とアイデアを共有し、協力して一つの大きな作品を創り上げていきます。
「どうしたら、もっと頑丈になるかな?」 「屋根を支えるには、割り箸をどう使えばいいだろう?」
子どもたちは粘土や割り箸を手に、試行錯誤を繰り返します。どのチームも、それぞれの個性が光る建物をつくり、見事にクラスで1つの集落を完成させることができました。

【午後の部:計画】プロの技を学ぶ!スケッチで「空間」を捉えよう

講師から「スケッチは上手いか下手かは関係なく、人に伝える気持ちが重要なんだよ」というアドバイスをいただき、子どもたちは一斉にスケッチブックに向かいます。

 今回は、建築家も使う「一点透視図法」という、空間を立体的に描くための特別なテクニックも学びました。 初めは慣れない手つきだった子も、描いているうちにどんどん集中し、夢中になっていく様子がとても印象的でした。自分が「見て、感じた空間」を、自分の手で表現する楽しさを、存分に味わってくれたのではないでしょうか。

次回のテーマは「【測量】身の回りを計る/自分の身体を知る」「【設計】測った空間を形にしよう」です。 より本格的な設計の世界に足を踏み入れていきます。
どうぞ、お楽しみに!

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