いよいよ「こども起業塾 得意に出会うコース」の後期がスタートです!
後期最初のテーマは、「社会課題や需要の見つけ方を学び、より深めてみよう」

今回の授業内容
第2回 10月18日(土)
①顧客の困りごとを深めよう(ブレインダンプ)
②事業計画ツールを使ってみよう(リーンキャンバス)

後期第2回のテーマは、「課題解決に向けた事業計画を立てよう!」。

前回の第1回では、「ビジネスの種は、身近な人の困りごとにある」ことを学び、子どもたちはそれぞれが解決したい社会課題の「種」を見つけ出しました。 今回は、その「種」を、いよいよ具体的な「事業計画」へと落とし込んでいきます。

まずは「顧客の困りごと」をとことん深掘り!

ビジネスプランを考える上で最も大切なこと。それは、「顧客(助けたい人)が、一体何に困っているのか?」を、誰よりも深く理解することです。

今回は、まず「ブレインダンプ」という思考法を学びました。これは、頭の中にあることをとにかく紙に書き出す手法です。 子どもたちはチームごとに、自分たちが助けたい人の「悩み」や「困りごと」を付箋に書き出し、模造紙に貼り出していきました。

「こんなことで困っているかも?」「こういう時も大変そうだよね!」 活発な議論が交わされました。

さらに大切なのは、「悩みの深さ」や「解決したい度合い」「緊急性」などの観点から「悩み」に優先順位をつけ、自分たちが本当に解決すべき「たった一つの課題」を見極めていきました。この作業を通して、漠然としていた「困りごと」の解像度が、一気に上がったのではないでしょうか。

大人も使う「リーンキャンバス」で事業を設計!

解決すべき課題が決まったら、次はいよいよ「どうやって解決するか?」を考えます。 そこで挑戦したのが、「リーンキャンバス」という事業計画ツールです!

これは、スタートアップ企業なども実際に使っている本格的なフレームワーク(思考の枠組み)で、9つのマスを埋めることで、ビジネスの全体像を設計することができます。

講師からのフィードバックで、アイデアを磨く!

今回は、類設計室で実際に事業戦略や新規事業の立ち上げに携わっている山根さんと佐藤さんが講師として参加しました。

子どもたちが作成したリーンキャンバスをもとに、 「その課題は、本当にお客さんを助けることに繋がってる?」 「その解決策で、お客さんに価値が伝わるかな?」 と、プロの視点から次々とフィードバックが行われます。

大人からの鋭い問いかけに、真剣な表情で向き合い、自分たちの事業案を必死に磨き上げようとする姿がとても印象的でした。

今後も、子どもたちが自らの「想い」を「価値」に変えていく力を伸ばしていけるよう、運営一同サポートしていきたいです!

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