これまでの授業では、「そもそも“学び”とは何か?」という問いから始まり、最先端の教育現場やオフィスを見学することで、設計のヒントをたくさん集めてきました。
第6回では、具体的な舞台である奈良県宇陀市での設計に向けて、プロの建築家も大切にしている「現地調査(現調)」の準備と、自身の成長を振り返るワークに取り組みました。
第7回では、自分たちが設計する「未来の学び場」のヒントを探しに、プロの建築家さながらの情熱で「現地調査(現調)」に挑みました。
今回の授業内容
第6回 12月06日(土) 【設計】現地調査前準備/制作
第7回 12月20日(土) 【設計】現地調査~宇陀市~
第6回:プロの技と自分たちの成長を武器に
第6回の授業では、現地に赴く前の大切な「準備」と、これまでの自分たちの歩みを振り返る「自己分析」を行いました。
自分の「成長」をチェック!
こども建築塾で磨いてきた「21世紀型スキル(批判的思考、協働性、創造性)」や「建築専門スキル」を振り返り、自分の成長を可視化しました。「前よりも模型が細かく作れるようになった!」「チームで話し合うのが楽しくなった!」といった、建築塾に通う中での成長を感じていた生徒がたくさんいました。
舞台は宇陀へ!「現地調査」に向けた作戦会議
今回の成果発表会のテーマは「宇陀のちに学び場を設計しよう!」 。
類設計室が宇陀市で取り組んでいる「農と学びの共創拠点 VUTAI」の事例紹介を通じ、歴史、自然、そして人々が繋がる空間づくりの考え方を学びました 。その後、生徒たちは「森」「川」「中央(広場)」「田・畑」「統合」の5つのチームに分かれ、現地調査に向けた作戦会議を開始しました 。


第7回:いざ宇陀へ!五感を研ぎ澄ます現地調査
第6回で考えたイメージをもとに、宇陀市へ現地調査へ。宇陀市はどういう町なのか、どんな魅力があるのかを調べに行きました。
土地のポテンシャルを読み解く
宇陀の豊かな自然、歴史ある町並み、そして人々が集う「農と学びの共創拠点 VUTAI」の予定地を歩きます。
・五感の活用: 風の通り道、土の匂い、川のせせらぎ、陽だまりの暖かさを全身で感じる。
・歴史の探索: 地形や神社に行き、宇陀市の歴史に触れる。
「水が冷たくてきれい!」「この木陰は夏も涼しそう」など、教室の中だけでは決して気づけない発見が次々と飛び出しました。


生徒の感想
📍次回の現地調査では、気温や風通し、広場の広さついて見ていきたい。(小5男子)
📍これまでの学びを振り返って、自分のできることがどんどん増えていくのが嬉しかった。(中3女子)
📍宇陀を見て、穏やか、ねむねむ、ワクワクな気持ちになった。(小6女子)
📍現地調査では、都会みたいに派手なモノが無くて、遠くがよく見えて目に優しく感じた。(中1男子)
📍川の音が聞こえたり、解放感があった。(中3男子)
宇陀という土地が持つポテンシャルと、自分たちの成長。その両方を掛け合わせて、これからいよいよ具体的な設計へと進んでいきます。自分の足で歩き、目で見て、心で感じたことを、どのような形へと昇華させていくのでしょうか。お楽しみに!
