こども建築塾1年目、第6回の授業が開催されました!✨ 今回は、これまでの学びをさらに深める特別回。なんと、西嶋工務店より三十二代目当主・西嶋靖尚棟梁を特別講師にお招きし、「本物の職人技術」を肌で感じる貴重な一日となりました。


今回の授業内容
第6回 12月6日(土)
午前:【職人技術】宮大工の仕事紹介と、伝統的な継手の体験
午後:【製作】ぬいぐるみが喜ぶ「イスづくり」に挑戦!
プロの「技」と「心」を学ぶ
まずは、西嶋棟梁から大工の仕事の種類や、宮大工として大切にしていることについてお話しいただきました 。また、現在類設計室と西嶋工務店が共に取り組んでいる「類農園 奈良農場(VUTAI)」のプロジェクトも紹介 。
建築士が描いた図面が、棟梁の技術によってどのように形になっていくのか 。設計者と職人が共創し創り上げる熱量に、子どもたちも真剣な表情で見入っていました。
伝統の知恵「継手(つぎて)」を体感!
午前中のハイライトは、釘を使わずに木と木を接合する伝統技法「継手」の体験です 。 複雑に切り欠かれた木材が、パズルのようにピタッと組み合わさって柱が完成していきました。実際に自分の手で接合してみることで、昔から受け継がれてきた知恵の凄さを実感できたのではないでしょうか。



相手を想うモノづくり「イスづくりに挑戦!」
午後は、「ぬいぐるみが喜ぶイスをつくろう!」。 単にイスを作るのではなく、特定の「相手(施主)」であるぬいぐるみを設定することで、相手が何を求めているかを考える、建築士にとって最も大切な視点を養います。
まず付箋ワークでは、 ぬいぐるみがどんな時に喜びそうか、アイデアを出し合います 。次にイメージスケッチで、大切にしたいポイントを絞り込み、図面に起こします 。
それらをもとに組み立て作業!棟梁やお弟子さんたちに手伝っていただきながら、木材を形にしていきます。
「背もたれは2枚あったほうがリラックスできるかな?」「座る場所を丸くしてみよう!」と、 子どもたちは試行錯誤を繰り返しながら、自分たちなりの「想い」をカタチにしていきました。



生徒の感想
📍大工の仕事を体験した時、とてもむずかしくて、大工の人たちがこれを当たり前にやってるのがすごいと思った。(小4女子)
📍身の回りのことから綺麗にしていくことで、自分の造りたいモノも少しずつできるようになるということを学んだ。(小5男子)
📍自分がなんとなく考えたものが形になって、人に伝えられることがすごく楽しかった。(中1女子)
今回の授業では、西嶋棟梁に道具の扱い方から掃除の心得まで 、「技術を磨くことの尊さ」と「相手を想ってつくることの楽しさ」など、モノづくりの全てに触れ、深く学べたのではないでしょうか。
次回のテーマは「【防災・構造】揺れても壊れない建物を作ろう」です 。今回学んだ構造の基本を活かし、さらに強くて安全な建築について考えていきます。
