こども起業塾が連携しているBizWorld Japan
その本部があるアメリカでは、年に一度【 BizWorld Annual Riskmaster Luncheon 】が開催されます。
このLuncheonは、単なるイベントではありません。
1年間の学びの成果を世界に向けて発信し、子どもたちが「社会とつながる」ことを実感できる、特別な舞台です。

今回、私たちはこの BizWorld 21th Annual Riskmaster Luncheon に参加するため、こども起業塾の生徒2名とアメリカ・サンフランシスコを訪れました。

BizWorld Annual Riskmaster Luncheonとは

ここで、BizWorld Annual Riskmaster Luncheonがどのようなイベントなのか、少し紹介します。
BizWorld Annual Riskmaster Luncheonは、BizWorldが1年に一度開催する、起業家精神教育の成果発表と交流の場です。

会場には、教育関係者、起業家、支援者、大学生などが集まり、BizWorldやYESプログラムに参加した子どもたちが、自分たちのビジネスや製品を展示・発表します。

また、BizWorld創設者、そして投資家であるティム・ドレイパー氏と、起業・教育の分野で活躍するゲストによる対談や、実際に起業に挑戦した若者たちのリアルな体験談が共有されます。 子どもたちにとっては、「学びが社会とつながる瞬間」を体感できる、特別な一日です。

Day1・Day2|サンフランシスコの街から学ぶ

Day1:到着・街歩き・買い出し
長時間のフライトを経て、サンフランシスコに到着。
まずは街を歩きながら、生活の空気を感じることから始まりました。
スーパーでの買い出し一つとっても、日本との違いがたくさんあります。
物価、サイズ感、文化の違いなど。 「海外に来た」という実感が、少しずつ身体に染み込んでいきました。

Day2:テクノロジーと歴史が共存する街
2日目はサンフランシスコ市内を観光しました。
自動運転タクシー Waymo
150年以上の歴史をもつ ケーブルカー
最先端のテクノロジーと、長い歴史が同じ街に共存している。
この街そのものが、「挑戦を続ける文化」を体現しているようでした。

この2日間を通して、サンフランシスコという街の価値観・文化・空気感を学びました。

Day3|世界最先端企業と「人」に出会う

3日目は、世界を代表する企業を訪問しました。

Apple・Google ビジターセンター訪問
Apple、Googleのビジターセンターでは、製品だけでなく「会社の雰囲気」「建物の構造のちがい」に触れることができました。

Appleエンジニア・秋場さんとのランチ
特に印象的だったのは、Appleエンジニアの秋場さんとのランチです。
「なぜその仕事を選んだのか」「どんな意識で仕事をしているのか」「これからや将来について」など最先端企業で「働く人のリアルな思考」に触れる時間でした。

夜:国境を越えたディナー
夜は、BizWorldのアメリカチーム・イギリスチームの皆さんとディナー。
英語での会話に戸惑いながらも、 なんとか伝えようと、試行錯誤しながら、挑戦しました。

Day4|成果を世界へ。Riskmaster Luncheon本番|世界最先端企業と「人」に出会う

午前:BizWorld 21th Annual Riskmaster Luncheon
いよいよLuncheon当日!
・日本で取り組んだ1年間の成果発表
・アメリカの子どもたち自身による販売会と交流

国や言語は違っても、実施しているカリキュラムは同じ!共通の話題があったことで、会話は弾みました。

午後:BizWorldの思想に触れる
午後は、BizWorld創設者 ティム・ドレイパー氏 の対談を聴講。さらに、Yesプログラムに参加している生徒のリアルな体験談も聞きました。
アントレプレナーシップ教育が、「起業家をつくるため」「お金を稼ぐため」ではなく、 人生の選択肢を広げるための教育であることを、改めて実感しました。

夜:カレーパーティー@ドレイパー大学
夜は、ドレイパー大学に集まる起業家・大学院生とのカレーパーティー!日本のカレーをふるまいながら、挑戦する起業家の考えを学びます。
絵本とテクノロジーを掛け合わせた事業をしている起業家の方や、より快適なメタバース空間を創出している起業家の方など、様々な分野の起業家に触れることができました。

Day5|スタンフォード大学で学ぶ「未来」

最終日は、スタンフォード大学へ。
スタンフォード大学の元客員教授であるテッド教授から、実際のプロトタイプ開発や、生成AIの具体的な活用方法について、実践的な講義を受けました。

スタンフォード大学のキャンパス見学
その後は、スタンフォード大学の広大なキャンパスを見学!気軽に話しかけてくれるスタンフォードの学生に触れることで、文化の違いをあたらめて実感しました。

この渡米プログラムで得たもの

プログラムに参加した生徒の感想から一部抜粋したものをお届けします!

完璧を求めすぎずに、アイデアを思い付いたらまずはプロトタイプにすることが大切!
・起業するときは、自分がどんな人間で、誰に対して、どんなことをしているかを端的に話すことが大切だと学んだ!
・起業家の方と話すことで、未来を見てビジネスをすることが大切であると学べた!
何度も何度も、英語で話すことで、話が通じる喜びを実感し、会話をすることができるまでに成長できた!

世界に出ることで、初めて見える景色がありました!アメリカの起業家の方、大学生や大学院の生徒、教授など、多くの“本物”と出会うことによって、将来について改めて考えるきっかけになったと思います。

こども起業塾は、これからも「本物に出会う学び」を大切にしながら、子どもたちの可能性を広げ続けていきます。

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