いよいよ「こども起業塾 得意に出会うコース」の後期がスタートです!
後期最初のテーマは、「社会課題や需要の見つけ方を学び、より深めてみよう」。
今回の授業内容
第1回 10月4日(土)
①社会課題を深堀りし、 事業の可能性を見つけ出そう
②見出した課題の解決手段を考えよう
第1回のテーマは「社会課題の発見」です。
今回はスペシャルゲストとして、株式会社やまやま代表の猪原有紀子(いはら ゆきこ)さんをお招きし、ご自身の経験を交えながら、ビジネスの種の見つけ方を教えていただきました。
猪原さんのお話から、子どもたちはビジネスを生み出すための3つの大切な視点を学んだのではないでしょうか。
課題のスタートは「身近な人の困りごと」
「社会課題」と聞くと、貧困や環境問題など、大きなものを想像しがちです。しかし「社会課題は、もっと身近なところにある」。
- 「毎日ごはんを作るのが大変」というお母さんの悩み
- 「朝の満員電車がつらい」というお父さんの本音
- 「スマホを見すぎて眠い」という自分のこと
こうした、たった一人の身近な人の「困りごと」こそが、社会全体の課題へと繋がっているのです。まずは助けたい人を一人、具体的に思い浮かべることの大切さを学びました。
「想いの原点」が原動力になる
身近な課題を見つけたら、次に大切なのは「なぜ、自分はそれを解決したいのか?」という強い想いです。
誰かの困っている姿を見て、自分はどんな気持ちになるのか。 その課題が解決されたら、その人はどんな笑顔になるだろうか。 その「想いの原点」を探ることが、困難を乗り越えるための大きな力になることを学べたのではないでしょうか。
アイデアは「かけ算」で生まれる!
解決したい課題と想いが定まったら、いよいよビジネスアイデアを考えます。
アイデアは『かけ算』で生み出す。
世の中には、すでに様々なサービスが存在します。 まずは、同じような課題に取り組んでいる他の会社を徹底的に調べること。 そして、「なぜ、そのサービスがあっても、まだ課題は解決されていないのだろう?」と考えること。 そこに、新しいビジネスの可能性が眠っているのです。
すでにあるものを組み合わせ、自分たちならではの新しい価値を生み出す。 この「かけ算」の考え方に、子どもたちは夢中になってアイデアを出し合っていました。
次回は、いよいよ今回見つけた課題をもとに、「事業計画」の作成に挑戦します!
子どもたちの「想い」がどんなビジネスプランに形作られていくのか、今からとても楽しみです!
