今日の授業内容
第3回 4/12(土)
午前:【実施】施主の要望からコンセプトとプランを検討しよう
午後:【実施】1/50図面を描いて施主に提案しよう
施主の要望を聞こう
第三回の授業では「施主の想い・要望から住宅をデザインする」ことに挑戦します!
保護者の方々に施主役を担っていただき、子ども達が各施主へヒアリングしながら設計を進めていきました。
※施主とは、建物の施工を依頼する「お客様」のこと。
「何人家族ですか?」
「料理はよくしますか?」
など、お施主さんの人物像や、要望など、設計に必要な情報を積極的に質問し、お施主さんの期待に応えようとする様子が見受けられました!
ヒアリングも後半になってくると
「バーベキューをよくするってことは、台所とお庭が近いほうがいいかな?」
「子供が大きくなったら子供部屋を書斎にできるようにするのはどうかな?」
と、お施主さんに質問して得た情報をもとに、自分たちのアイデアを提案する子ども達も増え、言葉にならない期待にまで、想像を膨らましていました。
施主の要望をデザインにしよう
たくさんの質問でひらめきを得た後は、レゴとスケッチを用いてアイデアを形にしていきました。
「気づいたら3㎡のトイレになってた!」
「車が2台入るスペースってどれくらい?」
と、スケール感を意識しながら制作をしていく子どもたち。
設計士の野村先生から間取りのアドバイスもいただき、お施主さんが快適に暮らせるような家を考えました。





図面をかいてみよう
午後はスケッチとレゴで考案した間取りを実際に図面に起こしていきました。
野村先生から建物の図面をもとに間取りを考えるときのコツを教わり、日当たりや収納スペースの場所を意識しながら、間取りにも新たな工夫を取り入れていきました。
時間に追われながらもなんとか自分たちの図面をまとめ、
最後はお施主さんに向けてのプレゼンタイム!
「アイデアを最大限施主に伝えるためにはどういう伝え方をしたら良いかな?」と考え、
こだわって制作したレゴや図面を使いながら一生懸命プレゼンしました!
お施主さんのニーズと自分たちのアイデアを組み合わせ、形にするのはとても難しい内容ですが、実際の建築士の仕事を体験できる一日となりました✨






生徒の感想
📍「自分の家を図面に書いてみようと思った」(小5・男子)
📍「お施主さんからもらった要望を、形にするのがとても難しくて一番印象に残った」(小5・女子)
📍「たくさん要望を聞くといろいろな方法が思いついておもしろかった」(小6・女子)
📍「建物というのは人の思いからできるものなんだとおもった。」(小5・男子)