こども建築塾、待望の1年目B日程がいよいよスタートしました! 今回のテーマは、「人がいきいきする住まいを設計しよう」。半年間かけて自分たちなりの住宅を設計していきます。

第1回・第2回の授業では、建築のプロも大切にする「環境設計」の視点と、アイデアを形にするための「スケッチ技術」を学びました。

今回の授業内容
第1回 3月21日(土)
 ガイダンス【計画】住宅設計を学ぼう/【設計】環境を考えた空間をつくってみよう
第2回 4月4日(土)  【設計】空間を描こう/【環境】色や光に着目してパースに色をつけよう

第1回:五感で探る「心地よさ」のヒミツと模型づくり

人がいきいきとする住まいに欠かせない「環境設計」を学びます。快適な建物には「光・風・音・熱・素材」という5つの要欠かせません。それらの要素をどう建築に落とし込むのかを考えるのが環境設計の仕事です 。

1. 建築家が込めた「環境の工夫」を調査!
まずは、実在する名建築の写真や図面を使い、プロがどのような工夫をしているのかを学びました 。 たとえば、100年前に建てられた住宅「聴竹居」では、床下に土管を通して涼しい風を取り込む工夫がされています 。 こどもたちは、「昔の人もこんなに計算して作っていたんだ!」と、驚きながらシートにメモを書き込んでいました 。

2. 「心地よい空間」をチームでカタチに
午後は、調査した物件から学んだことを活かして空間模型づくりに挑戦! 。 「光がたっぷり入る窓にしよう」「この素材なら触った時にあったかいよね」と、チームで活発に意見を出し合いながら、一つの模型を創り上げていきました 。

第2回:プロの技を伝承!想いを伝える「スケッチ」

第2回は、一級建築士の峯川先生から、自分のイメージを他人に伝えるための「パース(空間のスケッチ)」を学びました 。

1. 空間を立体的に捉える「一点透視図法」

こどもたちが苦戦しながらも夢中になったのが、「一点透視図法」です 。 奥へ向かうすべての線が一つの「消失点」に向かって集まるように描くことで、平面の紙の上に奥行きのある空間が生まれます 。 峯川先生の鮮やかな実演を間近で見たこどもたちからは、「すごーい!」「一気に立体に見えてきた!」と感動の声が上がりました 。

2. オフィスの「本物」から学ぶ、色と素材のマジック

午後は、「類ビル2階」のオフィスで場所ごとに異なる「色と素材の心理的効果」について学びました。

・集中する場所: 心を落ち着かせる「青」
・元気が出る場所: 活力を与える「黄色」や「オレンジ」

こどもたちは実際に椅子に座ってみたり、壁の素材を触ってみたりしながら、「確かにここでは集中できそう!」「この色は明るい気持ちになるね」と、肌でその効果を確かめていました。

3. 自分のスケッチに「意図」をのせる

オフィスでの実体験を終えた後は、午前中に描いたスケッチへの着彩です。 「ここはリラックスしてほしいから、さっき見た安らぎの緑を塗ろう」「手前は濃く、奥は薄く塗ると奥行きが出るんだよね」と、学んだテクニックと実感を込めて、自分たちの空間に仕上げていきました。

生徒の感想

📍風や光なので人間の住まいが変わることを知った。(小4・男子)
📍部屋の壁紙や床の色、素材、光のあて方で気持ちやリラックス度が変わると気づいた。(小5・女子)
📍消失点を決めてスケッチするときれいに描ける。目線の位置を決めて描くと描きやすかった。(中2・女子)

次回は、モデルハウスの見学に出かけます! プロが作った「本物」の空間を肌で感じることで、こどもたちの想像力はさらに飛躍することでしょう。
次回のレポートも、どうぞお楽しみに!♪

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